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授業の受け方と互相学習

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授業と授業後をフル活用!

中国に留学して授業に出ていれば中国語力は自然とアップする? 世の中そんなに甘くありません。そんなに簡単であるならば中国語を話せる日本人が世にあふれかえっているはずです。

授業に出るのは最低限の当然のことであって、大切なのは授業をどのような姿勢でどのように受けるかです。正しい授業の受け方をすることで中国語力は確実にアップします。

また、授業だけ受けていれば中国語が話せるようになるわけでもありません。授業以外の時間の活用の仕方も大切です。特に重要なのは互相学習です。

授業中にすべて解決させる

中国に留学中の授業の受け方で最も大切なことは、授業で出てきた疑問点は必ずその授業時間内に解決することです。そうしないと授業が終わったあとにその問題を解決しなければならないことになり、翌日の授業の予習や日々の単語量強化、互相相手との会話練習など、他にやらなければならない勉強の時間を削ることになってしまいます。

また、授業中に解決できず授業が終わったあとに自分でも解決できなかった問題は、どんどん雪だるま式に増えていきます。それが続くといつしか疑問を解消しないこと、分からないままでいることに慣れてきてしまいます。

ですので、授業が終わって寮に帰ってから調べようとか、あとで中国人の友達に聞こうとか、自分を甘やかして授業中に解決することから逃げてはいけません。授業中に出てきた疑問点は絶対に妥協せずに必ず授業中に解決させてください。

解決の仕方は言うまでもなく授業中に教師に質問をすることです。幸いなことに一番下のゼロスタートのクラス以外は、どのクラスも積極的に質問することが苦手な日本人と韓国人だらけです。質問する学生が少なく競争率が低い恵まれた環境ですので、疑問点が出てきたらどんどん教師に質問し、理解できるまで質問を繰り返してください。知ってる単語を駆使して教師に質問することで、会話力アップにもつながります。

とは言っても授業時間には限りがありますので、質問できる量にも限界があります。ですので、中国での勉強方法のページでも説明しましたが、妥協することなく予習の精度を高め、予習段階で疑問点を少しでも減らしておくことが大切です。

宿題を活用しよう

文法の授業では各課の練習問題が宿題になることが多いですが、この中で特に活用したいのが作文です。作文は文法内容の総合力が試されます。毎日漢字を使っている日本人ですから、中国語の文章はなんとなく読めば分かります。それでその課の文法内容を理解できたような気になってしまうのですが、「読める」と「書ける」はまったくレベルが違います。書けてはじめて使えるレベルになったといえるのです。

作文の宿題

また、作文をするときには意識的に前に習った文法内容も取り入れて文章を作ってみましょう。そうすることで単にその課の内容の勉強をするだけではなく、すでに勉強した内容の復習・再定着にもつながります。さらに、1つの問題に対して1つの文章を作って満足するのではなく、2つ、3つと文章を作ってみることも効果的です。

授業中は積極的に自分の作文を発表しましょう。その課で習った文法内容は合っていても、それ以外の部分で間違っているということはよくあります。特に助詞の使い方、類義語の選び方はこういう場でないと、なかなか間違いを指摘してもらえないものです。

それと、宿題は必ず自分一人で解くようにしてください。中国人の友人や互相学習相手に教えてもらいながらやるのは確かに楽ですが、所詮は受け身の勉強ですので定着度は低いです。

単語量を増やす

「語学習得とは突き詰めれば単語量の勝負」 外国語をマスターした人が口を揃えて言うことです。知っている単語の量が増えないことには、会話力も読解力も上がりません。いつまでたっても買物と料理の注文しかできません。

ですのでやはり毎日コツコツと単語量を増やす努力が必要です。目安は毎週100単語です。地道で退屈な作業ですが、これを続けるとあるとき急に一気に効果が出て、話せるカテゴリーが広がります。

日本から持ち込んだ単語本、授業で出てきた新出単語、何でも良いですので、自分でテーマを決めて毎日継続してください。

互相学習

互相学習とは文字通りお互いに学ぶことです。中国語を勉強している日本人留学生と、日本語を勉強している中国人大学生や社会人が会話練習をすることを言います。中国人のネイティブスピーカーと会話練習ができますし、互いに教え合うのでお金もかかりません。中国に留学しなければできないことですので、互相学習は必ず毎日やってください。

しかし、互相学習にもデメリットがあります。特によくあるのが中国人学生の日本語のレベルが高く、会話練習に対しても熱心であり、さらに日本人は概して消極的であるため、気がついたらずっと日本語で会話をしていた、というパターンです。

これを避けるために、まずあまり高学年すぎる学生を相手にするのは避けましょう。中国の大学生はよく勉強しますので、3年生にもなれば日常会話はこなします。2年生くらいがおすすめです。また、最初の1時間は中国語、あとの1時間は日本語など、明確なルールを作っておくのも効果的です。

互相学習相手の探し方

互相学習は毎日やるのが当然です。そうなると互相学習の相手をある程度の人数確保する必要があります。どうやって探せばよいのでしょうか?

最も一般的なのはクラスメートの互相相手に紹介してもらうという方法です。これが一番楽で簡単です。ただ、紹介してもらえる確率があまり高くなく、さらに紹介してもらえるまで待たなければなりません。限られた留学期間で時間をムダにつぶすのは避けたいものです。

まず最初に考えるべきことは、日本語を学ぶ中国人学生が在籍していて、なおかつ、日本人留学生が少ない大学に留学することです。外国語学部日本語学科がないのに日本人留学生が数百人いるような大学を選んだ時点で、互相学習相手の確保は絶望的です。

その上で効果的な方法は、日本語学科の教師に会いに行って互相相手を紹介してもらうことです。相手は日本語教師ですので日本語でやり取りができますし、中国人学生への連絡もすぐに付きます。

また、日本語の授業をやっている教室を探して休み時間に入って互相学習をやろうと声をかけたり、大きな書店の日本語教材売場で日本語のテキストを読んでいる中国人に声をかけるというのも成功率が高い方法です。

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